2006年 03月 20日
友達の旅立ち
土曜日に大学のときのサークルの先輩そして同期が東京を離れるということで、ミニ歓送会を東京の某レストランで行いました。幹事は別の先輩で現在キャリアの官僚をされている方です。大学のときは、仙人のようなところがあり、社交性を強くもとめられると世間一般的には認識されている現在の仕事をされることに、一抹の不安を僭越にも感じるところがなかったかといわれれば嘘になりますが、大学時代からの徹底した面度見のよさからは広く人の信頼を勝ち取っていたので、もう一方の私としては、愚直とまで見られようが、こうした人の生き様のようなものも一つの社交性なのではないか、などと思って見たりもしたのでした。
その幹事が選んだ店は銀座のフレンチ。洒落た空気は学生時代からは隔世の感があります。クリストッフルの洗練されたシルバーウェアで頂く楽しいフレンチ、空気の接触感を楽しめる若いさっぱりしたワイン、そして雰囲気の良い店内。料理もさることながら、店で格好良く食べる自分に酔いしれそうでした(笑)。でも雰囲気の良い店にいくと背筋も伸びるし、実際格好良くなれる気がします。悪いことではないはずです。
学生のときの仲間なので、気の置けない雰囲気で楽しく食事ができました。この日の主賓は愛知県庁に勤めていて、昨年4月から一年間東京のNPOセンターで研修をしていた先輩。隠れ主賓は、福山市に勤めているが、やはり昨年4月から一年、霞が関の某官庁に研修生として派遣されている同期。思いがけず二人とも結婚報告も飛び出したりし、歓送会がお祝いパーティーにも。そして、幹事だけが独り身ということになり、(あてがはずれた?)彼を励ます会ともなってしまったのでした。幹事さん、お疲れ様でした。
by danpeii
| 2006-03-20 00:38
| 四季徒然